長崎県

江戸時代に海外への窓口だった歴史から、中国やポルトガルの影響を受けた食文化が育った。ちゃんぽんや皿うどん、カステラ、トルコライスが名物。

16品を掲載

B級グルメ7

ちゃんぽん

長崎を代表する名物麺。豚肉やえび、いか、かまぼこ、キャベツ、もやしなどの具を炒めて、豚骨と鶏がらのスープで煮込み、太めの専用の麺を入れて仕上げる。明治時代に、長崎の中華料理店の店主が、中国からの留学生に、安くて栄養のある料理を食べさせたいと考え出したとされる。具だくさんで、野菜や魚介のうま味が溶け出した、まろやかなスープが特徴だ。長崎市内の多くの店で味わえる。ボリュームも満点だ。

予算の目安
800〜1,300円
エリア
長崎市

皿うどん

ちゃんぽんと並ぶ長崎の名物麺。パリパリに揚げた細い麺の上に、豚肉や魚介、野菜などがたっぷり入った、とろみのあるあんをかけたもの。揚げた麺の食感と、あんがしみてやわらかくなった麺の食感、両方が楽しめる。太い麺を炒めて作る「太麺」の皿うどんもある。長崎では、ウスターソースをかけて食べる人が多く、味の変化を楽しめる。長崎市内の中華料理店などで味わえる。一人前でも量が多めの店が多い。

予算の目安
800〜1,300円
エリア
長崎市

佐世保バーガー

米海軍の基地がある佐世保市で、アメリカの人たちから伝わったとされる、ご当地ハンバーガー。注文を受けてから一つずつ手作りするのが特徴で、店ごとにパンや肉、ソースにこだわっている。ボリュームたっぷりの大きなサイズが多く、ベーコンや卵、野菜をはさんだものが人気だ。佐世保の市内には、多くのハンバーガー店がある。ハウステンボスや九十九島の観光と合わせて、食べ比べを楽しみたい。

予算の目安
800〜1,500円
エリア
佐世保市

トルコライス

長崎の洋食店や喫茶店で人気のメニューで、ひと皿に、ピラフ、スパゲッティ、とんかつを盛り合わせ、デミグラスソースなどをかけたもの。大人のお子様ランチとも呼ばれる、ボリューム満点の一皿だ。名前の由来には、東西の文化が出会うトルコのように、和洋中の料理がひと皿に集まっているから、などの説がある。カレーピラフやナポリタンを使うなど、店ごとに組み合わせが違う。長崎市内の多くの店で味わえる。

予算の目安
1,000〜1,600円
エリア
長崎市

長崎角煮まんじゅう

やわらかく煮込んだ豚の角煮を、ふわふわの白い生地ではさんだ、長崎の名物。中国の料理をルーツとする、卓袱料理の角煮から生まれたとされる。甘辛いたれがしみた、とろとろの角煮と、やさしい甘みの生地がよく合う。長崎中華街や、新地の周辺などで、蒸したてを食べ歩きできる。冷凍品も作られていて、おみやげとしても人気だ。家に帰ってから、電子レンジや蒸し器で温めれば、手軽に長崎の味が楽しめる。

予算の目安
1個400〜600円
エリア
長崎市

レモンステーキ

佐世保市のご当地グルメで、薄く切った牛肉を、熱い鉄板の上で焼き、しょうゆベースのレモン風味のソースをかけたもの。肉が薄いので、鉄板の余熱で好みの焼き加減にできるのが特徴だ。レモンのさわやかな酸味のおかげで、さっぱりと食べられる。肉を食べ終わったら、鉄板に残ったソースにご飯を入れて、混ぜて食べるのが定番の楽しみ方。佐世保の洋食店などで味わえる。肉は焼きすぎないうちに食べるのがコツだ。

予算の目安
1,500〜3,000円
エリア
佐世保市

ハトシ

えびのすり身を、食パンではさんで、油でカリッと揚げた長崎の料理。中国から伝わったとされ、卓袱料理の一品としても出される。外はサクッと香ばしく、中はぷりっとしたえびの食感と、うま味が楽しめる。パンを使っているのに、中国料理がルーツというのも長崎らしい。ソースや、からしじょうゆなどで食べる。長崎市内の中華料理店や、卓袱料理の店、総菜店などで味わえる。冷凍品もある。揚げたては特においしい。

予算の目安
500〜1,000円
エリア
長崎市

郷土料理4

卓袱料理

日本、中国、オランダの料理文化が混ざり合って生まれた、長崎ならではの宴会料理。和・華・蘭の要素を取り入れた料理を、朱色の円卓に大皿で並べ、みんなで取り分けて食べる。最初に「お鰭(おひれ)」と呼ばれる吸い物から食べ始めるのが決まりだ。角煮やハトシ、刺身、煮物など、さまざまな料理が並ぶ。江戸時代に、海外との交流の窓口だった長崎で発展した。料亭などで味わえる。華やかな雰囲気も楽しみたい。

予算の目安
1人前5,000〜15,000円
エリア
長崎市

具雑煮

島原地方の郷土料理で、餅のほかに、鶏肉、かまぼこ、ごぼう、白菜、しいたけ、春菊など、十数種類もの具を入れた、具だくさんの雑煮。あごなどでとったうま味のあるだしで、具のうま味が溶け出した、こくのある味わいだ。江戸時代の島原の乱で、一揆軍が餅や具材を集めて雑煮にして食べた、という話が伝わっている。島原市内の店で、一年を通して味わえる。島原城の観光と合わせたい。一杯でおなかが満たされる。

予算の目安
1,000〜1,500円
エリア
島原市

五島うどん

五島列島で作られている、手延べのうどん。生地をのばすときに、五島特産の椿油を使うのが特徴で、細めながら、しっかりとしたコシと、つるっとしたのどごしが楽しめる。鍋で煮立てたうどんを、直接すくい上げ、あごだしのつゆや、生卵につけて食べる「地獄炊き」が、地元の定番の食べ方だ。五島の店で味わえるほか、乾麺はおみやげとしても人気がある。日本三大うどんのひとつに数えられることもある。

予算の目安
700〜1,200円
エリア
五島市など(五島列島)

大村寿司

大村市の郷土料理で、酢飯と具を何層にも重ねて押し固め、四角く切り分けた押し寿司。上には、錦糸卵が色鮮やかにのせられている。戦国時代に、戦いに勝った大村の殿様を、領民が祝って、急いで寿司を作って出したのが始まりとされる。そのとき、兵士たちが刀で切り分けて食べた、という言い伝えもある。甘めの酢飯と、やさしい味わいの具が特徴。大村市の店などで味わえる。彩りの美しさも魅力だ。

予算の目安
500〜1,200円
エリア
大村市

スイーツ5

長崎カステラ

ポルトガルから伝わった南蛮菓子をもとに、長崎で独自に発展した、長崎を代表する銘菓。卵、砂糖、小麦粉、水あめで作られ、しっとりとしたきめ細かな生地と、上品な甘さが特徴だ。底に、ざらめ糖の粒が残っていて、シャリッとした食感が楽しめるものも多い。長崎市内には、老舗のカステラ店が数多くあり、店ごとに味わいが違う。長崎みやげの定番で、贈り物としても長く愛されている。牛乳や紅茶とよく合う。

予算の目安
1,000〜3,000円
エリア
長崎市

かんころ餅

五島列島などの郷土菓子で、薄く切ってゆでたさつまいもを、天日で干した「かんころ」と、もち米をついて作った餅。さつまいもの自然な甘さと、もちもちとした食感が特徴だ。米が育ちにくかった島で、保存食として作られてきた。そのまま食べるほか、焼いたり、トースターで温めたりすると、香ばしさが増してさらにおいしい。五島や長崎のみやげ店などで手に入る。島の暮らしを感じられる素朴な味わいだ。

予算の目安
500〜1,200円
エリア
五島市など

かんざらし

湧き水の町として知られる島原市の名物の甘味。白玉だんごを、島原の冷たい湧き水で冷やして、砂糖や蜂蜜などで作った、特製の蜜をかけたもの。つるんとした白玉と、ひんやりとした冷たさ、やさしい甘さの蜜が楽しめる。昔、島原では、もち米を寒の時期に水にさらして作ったことから、この名前がついたとされる。島原の町には、湧き水を使った店があり、散策の途中にひと休みしたい。湧き水の町ならではの、涼しげな甘味だ。

予算の目安
400〜700円
エリア
島原市

長崎ミルクセーキ

長崎のミルクセーキは、飲み物ではなく、スプーンで食べる冷たいデザート。卵や砂糖、練乳、牛乳などを混ぜ合わせ、細かく砕いた氷と一緒に、シャーベットのようにしたものだ。坂の多い長崎で、暑い夏に、ひんやりと冷たいものを食べてもらいたいと、喫茶店で考え出されたとされる。卵のやさしい甘さと、シャリシャリとした食感が楽しめる。長崎市内の喫茶店などで味わえる。暑い日の街歩きの休憩にぴったりだ。

予算の目安
500〜800円
エリア
長崎市

よりより

長崎中華街などで売られている、中国から伝わった揚げ菓子。小麦粉の生地を、縄のようにねじって油で揚げたもので、中国の「麻花兒(マーファール)」がルーツとされる。カリッとした固めの食感と、ほんのりとした甘さが特徴だ。かめばかむほど、素朴な味わいが広がる。長崎では、昔から親しまれてきたおやつで、長崎中華街の店などで手に入る。中華街の散策のおみやげにもぴったりだ。日持ちがするのもうれしい。

予算の目安
300〜800円
エリア
長崎市(長崎中華街など)

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