京都府

千年以上にわたり都が置かれ、洗練された京料理が育った。湯豆腐や湯葉、京漬物、八ッ橋や抹茶スイーツなど、季節を大切にした味が楽しめる。

16品を掲載

B級グルメ2

京都ラーメン

京都はラーメン店が多い町として知られ、こってりとしたラーメンが好まれる。背脂を浮かべたしょうゆ味のスープや、鶏がらをじっくり煮込んだ濃厚なスープなど、スタイルはさまざまだ。九条ねぎをたっぷりのせる店が多いのも京都らしい。一乗寺のラーメン街のように、人気店が集まるエリアもあり、食べ比べも楽しい。上品な和食のイメージとは違う、京都のもうひとつの顔を味わえる。夜遅くまで営業する店も多い。

予算の目安
800〜1,200円
エリア
京都市(一乗寺など)

衣笠丼

京都の家庭やうどん店で親しまれている丼。刻んだ油揚げと九条ねぎを、甘辛いだしで煮て、卵でとじ、ご飯の上にのせる。名前は、京都の北西にある衣笠山が雪で覆われた様子に、卵でとじた見た目が似ていることに由来するといわれる。油揚げにだしがしみて、やさしい味わいだ。京都のうどん店や、そば店のメニューにあることが多い。京都らしい素朴な家庭の味を楽しみたい。手ごろな値段で、気軽に味わえる。

予算の目安
600〜900円
エリア
京都市

郷土料理8

湯豆腐

昆布だしをはった土鍋で、豆腐を温めて食べる、京都を代表する料理。京都はおいしい地下水に恵まれていて、昔から質の高い豆腐が作られてきた。シンプルな料理だからこそ、豆腐そのもののなめらかさと、大豆の甘みが味わえる。しょうゆベースのたれに、ねぎやかつお節などの薬味を添えて食べるのが定番だ。南禅寺や嵐山の周辺には、湯豆腐の老舗が多い。寺社めぐりとあわせて味わいたい。冬は特に体が温まる。

予算の目安
2,500〜5,000円
エリア
京都市(南禅寺・嵐山など)

湯葉料理

湯葉は、豆乳を温めたときに表面にできる薄い膜を引き上げたもの。精進料理の食材として、寺の多い京都で古くから使われてきた。引き上げたばかりの「生湯葉」は、とろりとなめらかで、大豆のやさしい甘みが楽しめる。わさびじょうゆで刺身のように食べたり、鍋や煮物、丼にしたりと、さまざまな料理がある。湯葉の専門店や、料亭などで味わえる。京都ならではの上品な味わいだ。湯葉作りを見学できる店もある。

予算の目安
2,000〜5,000円
エリア
京都市

にしんそば

温かいかけそばの上に、甘辛く煮た身欠きにしんをのせた、京都の名物そば。海から遠い京都では、北海道から北前船で運ばれてきた、保存のきく身欠きにしんが大切に使われてきた。こっくりと煮えたにしんの甘みとうま味が、だしに溶け出して、そばとよく合う。京都の祇園の老舗そば店が考え出したとされる。京都のそば店の多くで味わえ、寒い季節には特に体が温まる。甘辛いにしんだけを味わえる、おみやげ用の商品もある。

予算の目安
1,000〜1,800円
エリア
京都市

さばずし

塩でしめた鯖を酢でしめ、酢飯の上にのせて、昆布で巻いた押し寿司の一種。若狭湾でとれた鯖を、塩をして京都まで運んだ道は「鯖街道」と呼ばれる。京都に着くころには、ちょうどよい塩加減になっていたという。祭りやお祝いの日のごちそうとして、京都の家庭で親しまれてきた。肉厚な鯖のうま味と、昆布の香りが楽しめる。京都の老舗の寿司店で、おみやげ用に手に入る。厚く切った鯖の、ぜいたくな味わいを楽しみたい。

予算の目安
2,000〜5,000円
エリア
京都市

賀茂なすの田楽

京野菜のひとつ「賀茂なす」は、丸くて大きく、身が引き締まっているのが特徴のなす。その賀茂なすを、輪切りにして油で揚げたり焼いたりして、甘い練り味噌を塗った料理が田楽だ。とろりとやわらかくなったなすと、香ばしい味噌の甘みがよく合う。旬は夏で、京都の料理店や、京料理を出す店で味わえる。京野菜のおいしさを手軽に味わえる一品だ。味噌の甘さとなすのうま味が合わさって、ご飯にも酒にもよく合う。

予算の目安
800〜1,500円
エリア
京都市

千枚漬け

京都の冬を代表する漬物で、京野菜の聖護院かぶを薄く切り、昆布と一緒に甘酢で漬けたもの。かぶを千枚にも切れるほど薄く切ることから、この名前がついたとされる。しゃきっとした食感と、昆布のうま味、まろやかな甘酸っぱさが特徴だ。京都の三大漬物のひとつに数えられる。冬になると、京都の漬物店の店頭に並ぶ。上品な見た目で、おみやげや贈り物にも喜ばれる。冬の京都の味として、ぜひ味わいたい。

予算の目安
800〜2,000円
エリア
京都市

しば漬け

なすやきゅうりなどの野菜を、赤じそと塩で漬け込んで、乳酸発酵させた漬物。京都の三大漬物のひとつで、京都の北にある大原の里が発祥とされる。赤じそによる鮮やかな紫色と、さわやかな酸味が特徴だ。ご飯のお供にぴったりで、お茶漬けにのせてもおいしい。大原の里では、しそ畑が広がる景色も楽しめる。京都の漬物店で、さまざまな種類のしば漬けが手に入る。きざんで、ご飯に混ぜてもおいしい。

予算の目安
500〜1,200円
エリア
京都市(大原など)

鱧落とし

京都の夏を代表する料理。鱧(はも)は小骨の多い魚で、皮一枚を残して細かく包丁を入れる「骨切り」という職人技が必要だ。骨切りした鱧を熱湯にさっとくぐらせ、氷水で締めると、白い花が咲いたように身が開く。梅肉を添えて、さっぱりと味わうのが定番だ。京都の夏の祭り、祇園祭は「鱧祭り」とも呼ばれるほど、鱧は夏の京都に欠かせない味。京都の料理店で味わえる。ふわっとやわらかい身の食感が楽しめる。

予算の目安
2,000〜5,000円
エリア
京都市

スイーツ6

生八ッ橋

米粉と砂糖、にっきなどを混ぜて蒸した、薄くやわらかい生地で、あんを包んだ京都の銘菓。三角形に折った形が特徴で、もちもちとした生地と、なめらかなあんの組み合わせが楽しめる。にっきのほか、抹茶や季節の果物など、さまざまな味がある。京都みやげの定番で、聖護院や清水寺の周辺など、市内には多くの八ッ橋の店がある。試食をしながら、好みの味を選ぶのも楽しい。日持ちが短いので、早めに食べよう。

予算の目安
500〜1,000円
エリア
京都市

八ッ橋

米粉と砂糖、にっきを混ぜた生地を薄くのばし、焼き上げた、京都を代表する銘菓。琴の形を模した、ゆるやかに反った形が特徴だ。ぱりっとした歯ごたえと、にっきの香りが楽しめる。名前の由来には、筝曲の祖とされる八橋検校にちなむ、という説がある。京都で古くから作られてきた伝統の菓子で、日持ちがよいので、おみやげにもぴったり。生八ッ橋と食べ比べるのもおすすめ。小さく割って、少しずつ味わいたい。

予算の目安
500〜1,000円
エリア
京都市

阿闍梨餅

京都の老舗菓子店が作る、京都を代表する銘菓。もち米を使ったもっちりとした生地で、粒あんを包み、焼き上げている。名前は、比叡山で修行する阿闍梨(あじゃり)がかぶる網代笠の形にちなんでいる。しっとりとした生地のもちもち感と、上品な甘さのあんの組み合わせが楽しめる。日持ちが短いので、早めに食べよう。京都駅や百貨店などで手に入り、京都みやげとして大人気だ。温めると、生地がふんわりとする。

予算の目安
1個120〜150円
エリア
京都市

宇治抹茶パフェ

お茶の名産地・宇治の抹茶をたっぷりと使ったパフェ。抹茶アイスや抹茶ゼリー、抹茶のカステラなどに、白玉やあんこ、栗などを合わせて、グラスに美しく盛り付ける。抹茶の豊かな香りと、ほろ苦さ、甘さのバランスが楽しめる。宇治の平等院の周辺や、京都の祇園などには、お茶の老舗が営むカフェが多く、人気店には行列ができる。京都らしいスイーツとして、ぜひ味わいたい。抹茶の濃さを選べる店もある。

予算の目安
1,200〜2,000円
エリア
宇治市・京都市

水無月

京都で、夏越の祓が行われる6月の終わりに食べる和菓子。白いういろうの上に、甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたもの。三角形は、暑さをしのぐための氷を、小豆は魔よけを表しているとされる。昔は貴重だった氷の代わりに、この菓子を食べて、残り半年の無病息災を願ったという。もちもちとした食感と、やさしい甘さが楽しめる。6月ごろに京都の和菓子店に並ぶ。京都の季節の行事を感じられる菓子だ。

予算の目安
1個200〜350円
エリア
京都市

豆餅

やわらかい餅の中に、塩気のきいた赤えんどう豆と、こしあんを包んだ京都の和菓子。出町柳にある老舗和菓子店の「豆餅」が特に有名で、毎日のように行列ができる。豆のほどよい塩気と、あんのやさしい甘さ、もちもちとした餅の食感の組み合わせが絶妙だ。日持ちしないので、その日のうちに食べるのがおすすめ。鴨川のほとりで、のんびりと味わうのも京都らしい楽しみ方だ。豆の歯ごたえも楽しみたい。

予算の目安
1個200〜300円
エリア
京都市(出町柳)

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