石川県

加賀百万石の城下町・金沢を中心に、華やかな食文化が育った。日本海の海の幸や金沢おでん、ご当地の金沢カレー、和菓子の文化も根強い。

13品を掲載

B級グルメ3

金沢カレー

金沢市で生まれたご当地カレー。濃厚でどろりとした黒っぽいルーが特徴で、ステンレスの皿にご飯を盛り、ルーで覆い隠すようにかける。千切りキャベツを添え、ルーの上にカツをのせて、ソースをかけるのが定番のスタイルだ。フォークや先割れスプーンで食べるのも金沢カレーならでは。市内には専門店が多く、今では全国にも店舗が広がっている。濃い味で、ご飯がどんどん進む。カツの代わりにエビフライなどをのせる店もある。

予算の目安
800〜1,200円
エリア
金沢市

おすすめのお店

  • カレーのチャンピオン 野々市本店

    金沢カレーの元祖とされるチェーンの本店。

    📍 野々市市

  • ターバンカレー 本店

    昭和から続く金沢カレーの人気店。

    📍 金沢市広坂(香林坊の近く)

ハントンライス

金沢市の洋食店で生まれたご当地グルメ。ケチャップライスを薄焼き卵で包んだオムライスの上に、白身魚やえびのフライをのせ、ケチャップとタルタルソースをかける。名前の由来には、ハンガリーの「ハン」と、フランス語でまぐろを意味する「トン」を合わせたもの、という説がある。ボリュームたっぷりで、洋食好きにはたまらない一皿だ。金沢市内の洋食店や喫茶店で味わえる。ケチャップとタルタルソースの組み合わせがくせになる。

予算の目安
900〜1,300円
エリア
金沢市

おすすめのお店

  • グリルオーツカ

    ハントンライスの発祥とされる老舗洋食店。予約はできない。

    📍 金沢市片町

  • ノーサイド

    古民家を改装した店。上にのせる揚げ物を選べる。

    📍 金沢駅の近く

能登丼

能登半島の奥能登地域で作られている、ご当地丼。能登でとれた米と水を使い、メインの食材には能登の海の幸や山の幸を使うこと、器と箸には能登の輪島塗や珠洲焼などを使うことなどがルールになっている。新鮮な海鮮丼から、能登牛や能登豚を使った丼まで、店ごとにさまざまな能登丼が楽しめる。使った箸は持ち帰ることができ、旅の記念になる。訪れる前には、店の営業状況を確認しておこう。能登を旅するときに、ぜひ探してみたい。

予算の目安
1,500〜3,500円
エリア
輪島市・珠洲市など奥能登

おすすめのお店

  • 能登前 幸寿し

    地震のあとも営業を続ける、穴水の寿司店。

    📍 穴水町(のと鉄道 穴水駅の近く)

  • 福寿司

    地物の魚を使った海鮮の能登丼がある。

    📍 穴水町

郷土料理6

じぶ煮

金沢を代表する郷土料理で、加賀料理の代表格。小麦粉をまぶした鴨肉や鶏肉を、だしで煮て、すだれ麩やしいたけ、せりなどと一緒に盛り付ける。小麦粉をまぶすことで肉のうま味が閉じ込められ、汁にほどよいとろみがつく。わさびを添えて食べるのが特徴だ。名前の由来には、煮るときに「じぶじぶ」と音がするから、など諸説ある。金沢の料亭や郷土料理店で、加賀の器とともに味わいたい。とろみのあるつゆと、わさびの香りがよく合う。

予算の目安
1,500〜3,000円
エリア
金沢市

おすすめのお店

  • 料亭 大友楼

    江戸時代から加賀藩の料理を受け継ぐ料亭。予約がおすすめ。

    📍 金沢市尾山町

  • 茶寮 不室屋

    加賀麩の老舗が営む店。麩を使った治部煮が味わえる。

    📍 金沢市

かぶらずし

金沢の冬の名物で、塩漬けにしたかぶの間に、ぶりの切り身をはさみ、米麹で漬け込んだ発酵食品。「なれずし」の一種で、かぶのシャキッとした食感と、ぶりの脂、麹のやさしい甘みが合わさった、上品な味わいだ。正月の料理として欠かせない一品で、冬になると金沢の家庭や店で作られる。にんじんや昆布を添えた彩りも美しい。冬の季節に、金沢の老舗やみやげ店で手に入る。かぶのシャキシャキとした食感と、ぶりのうま味が楽しめる。

予算の目安
1,500〜3,000円
エリア
金沢市

おすすめのお店

  • 四十萬谷本舗 弥生本店

    明治時代創業の漬物店。冬の季節商品。

    📍 金沢市弥生

  • 四十萬谷本舗 百番街あんと店

    金沢駅の中にある店。

    📍 金沢駅(百番街あんと)

金沢おでん

金沢の人は、冬だけでなく一年中おでんを食べるといわれ、市内には老舗のおでん店が多い。だしのきいた澄んだ汁に、車麩やばい貝、加賀野菜などの金沢らしい具が入るのが特徴だ。冬には、カニの身や内子を甲羅に詰めて煮た「かに面」が名物になる。カウンターで、好きな具を選びながら日本酒とともに味わうのが楽しい。片町や金沢駅の周辺など、市内各地で味わえる。だしをたっぷり吸った車麩は、ぜひ試したい具だ。

予算の目安
1品150〜600円
エリア
金沢市

おすすめのお店

  • 金澤おでん 赤玉 本店

    昭和のはじめに創業した金沢おでんの老舗。

    📍 金沢市片町

  • おでん居酒屋 三幸 本店

    片町の人気店。おでんがなくなり次第終了。

    📍 金沢市片町

  • おでん 若葉

    地元で長く愛されるおでんの店。

    📍 金沢市石引

のどぐろの塩焼き

のどぐろは、口の中が黒いことからこの名前で呼ばれる、日本海の高級魚。正式な名前は「アカムツ」という。白身でありながら脂がたっぷりのっていて、「白身のトロ」とも呼ばれる。シンプルに塩焼きにすると、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらとして、脂の甘みが口いっぱいに広がる。金沢の料理店や近江町市場の周辺で味わえる。値段は大きさや時期で変わるので確認しよう。脂がのっていて、口の中でとろけるような味わいだ。

予算の目安
3,000〜8,000円
エリア
金沢市など

おすすめのお店

  • 近江町食堂

    近江町市場の食堂。市場の魚を使った料理がそろう。

    📍 近江町市場

  • いたる 本店

    地元の魚料理で人気の居酒屋。

    📍 金沢市柿木畠(香林坊の近く)

香箱ガニの甲羅盛り

香箱ガニは、ズワイガニのメスのこと。オスより小さいが、甲羅の中の「内子」と、おなかに抱える「外子」と呼ばれる卵が絶品で、濃厚なうま味が楽しめる。漁期は冬の短い期間に限られていて、この時期だけの味として金沢の人たちが心待ちにしている。身や内子、外子を甲羅に盛り付けた甲羅盛りは、見た目も華やかだ。おでんの具「かに面」として味わえる店もある。殻をむく手間がなく、食べやすいのもうれしい。

予算の目安
2,000〜5,000円
エリア
金沢市など

おすすめのお店

  • 近江町食堂

    香箱ガニの季節(11〜12月)には香箱丼が出る。

    📍 近江町市場

  • 金澤おでん 赤玉 本店

    冬はおでんの「カニ面」が名物。

    📍 金沢市片町

能登牛ステーキ

能登半島を中心に石川県内で育てられた黒毛和牛のブランド「能登牛」のステーキ。きめ細かな霜降りと、口の中でとろけるようなやわらかさ、上品な甘みのある脂が特徴だ。生産量が少ないため、地元以外ではなかなか味わえない貴重な牛肉として知られる。金沢市内や能登地方のステーキ店、焼肉店などで味わえ、寿司やすき焼きで出す店もある。旅の特別な食事にぴったりだ。焼き加減は、店の人に相談してみよう。

予算の目安
5,000〜15,000円
エリア
金沢市・能登地方など

おすすめのお店

  • てらおか風舎 金沢店

    能登の老舗肉屋の直営レストラン。

    📍 金沢市寺地

  • ステーキハウス にしむら

    兼六園の近くにある能登牛認定店。

    📍 兼六園の近く

スイーツ4

きんつば

小豆のあんを四角く固め、小麦粉の薄い衣をつけて、ひとつずつ焼き上げた和菓子。金沢は茶の湯の文化が根づいていて、和菓子作りも盛んな町だ。金沢のきんつばは、あんがぎっしりと詰まっていて、小豆の風味をしっかりと味わえるのが特徴。薄い衣の香ばしさと、あんのしっとりとした食感の組み合わせが楽しめる。老舗の和菓子店などで手に入り、金沢みやげの定番になっている。金沢の和菓子店で、いろいろ食べ比べてみたい。

予算の目安
1個200〜300円
エリア
金沢市

おすすめのお店

  • きんつば中田屋 東山茶屋街店

    ひがし茶屋街の入り口。2階は甘味処。

    📍 金沢市東山(ひがし茶屋街)

  • きんつば中田屋 金沢百番街店

    金沢駅の中で買える。

    📍 金沢駅(百番街あんと)

あんころ餅

白山市松任の老舗菓子店が作る名物で、やわらかい餅を、なめらかなこしあんで包んだ和菓子。竹の皮で包まれていて、素朴な見た目も魅力だ。ひと口サイズで食べやすく、あんの上品な甘さと、餅のやわらかさが楽しめる。江戸時代から、北陸街道を行き交う旅人に親しまれてきたとされる。金沢駅や県内のみやげ店でも手に入る。日持ちしないので、早めに食べよう。竹の皮を開くときのわくわく感も楽しい。

予算の目安
500〜1,000円
エリア
白山市など

おすすめのお店

金箔ソフトクリーム

金沢は、日本の金箔のほとんどを生産する「金箔の町」。その金箔を一枚まるごと、ソフトクリームに貼り付けた、見た目にも豪華なスイーツだ。金箔そのものに味はないが、きらきらと輝く見た目のインパクトは抜群で、写真映えすることから観光客に大人気。ひがし茶屋街などの観光地で売られている。金箔の工芸品の店では、金箔貼りの体験ができるところもある。金沢の街歩きの記念に、一度は味わってみたい。

予算の目安
800〜1,000円
エリア
金沢市(ひがし茶屋街など)

おすすめのお店

  • 箔一 東山店

    金箔1枚をまるごとのせたソフトクリームの元祖。

    📍 金沢市東山(ひがし茶屋街)

  • 金箔屋さくだ

    ひがし茶屋街の金箔の店。

    📍 金沢市東山

五色生菓子

加賀藩前田家の婚礼の際に作られたのが始まりとされる、金沢の伝統的な祝い菓子。5種類の生菓子で、それぞれが日・月・山・海・里を表している。今でも金沢では、結婚式やお祝いの席の贈り物として使われている。色とりどりの見た目も美しく、加賀の華やかな文化を感じられる。金沢の和菓子店で注文して作ってもらうことが多いが、店頭で手に入ることもある。金沢の和菓子文化の奥深さを感じられる。

予算の目安
2,000〜4,000円
エリア
金沢市

おすすめのお店

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