青森県

本州の最北端にあり、りんごの生産量は日本一。大間のまぐろやホタテなど海の幸に恵まれ、煮干しラーメンやせんべい汁など、寒い冬を乗り切る温かい料理が根づいている。

14品を掲載

B級グルメ5

十和田バラ焼き

牛のバラ肉とたっぷりの玉ねぎを、しょうゆベースの甘辛いたれで鉄板焼きにした十和田市のご当地グルメ。戦後、隣の三沢市の米軍基地周辺で食べられていた料理が伝わったのが始まりとされる。玉ねぎがしんなりするまで焼くと、たれと肉のうま味がしみ込んでご飯が進む。まちおこしの活動でB-1グランプリでも上位に入り、全国に知られるようになった。市内の多くの店で味わえ、十和田湖や奥入瀬渓流の観光と合わせて立ち寄りたい。

予算の目安
800〜1,500円
エリア
十和田市

おすすめのお店

  • 司バラ焼き大衆食堂

    地元客も観光客も集まる、十和田バラ焼きの人気店。

    📍 十和田市現代美術館の近く

  • 大昌園

    昭和から続く焼肉の老舗。バラ焼きのほかホルモンも豊富。水曜定休。

    📍 十和田市稲生町(市の中心部)

黒石つゆやきそば

太くて平たい麺を使ったソース焼きそばに、和風だしのつゆをかけた黒石市のご当地グルメ。焼きそばとそばの両方を味わえるような、ほかにない一品だ。つゆにソースが溶け込み、甘みとうま味のあるやさしい味になる。天かすやねぎをのせて食べるのが定番。冷めた焼きそばにつゆをかけて出したのが始まりともいわれる。木のアーケードが続く「こみせ通り」の散策と合わせて楽しみたい。

予算の目安
600〜900円
エリア
黒石市

おすすめのお店

  • 黒石やきそば専門店 すずのや

    発祥の店の味を再現したつゆやきそばが味わえる。

    📍 黒石市の中町こみせ通り

  • お食事処 妙光

    元祖の店の味を再現した「元祖つゆやきそば」が名物。

    📍 黒石市元町

青森味噌カレー牛乳ラーメン

味噌ラーメンのスープにカレーと牛乳を加えた、青森市の個性的なご当地ラーメン。名前だけ聞くと驚くが、牛乳がカレーの辛さと味噌の塩気をまろやかにまとめ、コクのある味わいになる。バターやわかめ、もやしなどをのせるのが定番で、寒い冬に体が温まる。青森市内のラーメン店で生まれ、学生たちの間で人気が広がったとされる。今では市内のいくつもの店で味わえる。一度は試してみたい味だ。

予算の目安
800〜1,100円
エリア
青森市

おすすめのお店

  • 味の札幌 大西

    味噌カレー牛乳ラーメンの元祖の流れをくむ人気店。現金のみ。

    📍 青森駅の近く(新町)

  • 味の札幌 浅利

    元祖の店の流れをくむ、カウンターだけの小さな店。昼のみ営業で月曜定休。

    📍 青森駅から徒歩約5分(新町)

津軽煮干しラーメン

煮干しをたっぷり使ってだしをとった、青森県津軽地方のラーメン。スープに煮干しのうま味と香りが凝縮されていて、魚介好きにはたまらない味わいだ。あっさりとした淡麗系から、煮干しを大量に使った濃厚なスープまで、店によってスタイルが幅広い。地元では朝からラーメンを食べる「朝ラー」の習慣もあり、早朝から開く店もある。青森市や弘前市には人気店が多く、食べ比べも楽しい。煮干し好きなら外せない。

予算の目安
700〜1,000円
エリア
青森市・弘前市など津軽地方

おすすめのお店

  • たかはし中華そば店

    濃厚な煮干しスープで全国に知られる弘前の名店。

    📍 弘前市撫牛子

  • 長尾中華そば 西バイパス本店

    煮干しラーメンを全国に広めた青森の人気店。

    📍 青森市(車での訪問が便利)

のっけ丼

青森市の「青森魚菜センター」で楽しめる、自分で具材を選んで作る海鮮丼。まず食事券を買ってご飯を受け取り、市場の各店をめぐって、まぐろやホタテ、いくらなど好きな具材をのせていく。少しずつ好きなものを選べるので、自分だけの丼が作れるのが魅力だ。青森駅から歩いて行ける距離にあり、観光客にも人気が高い。市場は営業が早めに終わるので、朝や昼に訪れるのがおすすめ。選ぶ時間も楽しい。

予算の目安
1,500〜2,500円
エリア
青森市(青森魚菜センター)

おすすめのお店

  • 古川市場(青森魚菜センター)

    食事券でご飯と好きな具を集めて、のっけ丼を作れる。火曜定休。

    📍 青森駅から徒歩約5分

  • 陸奥湊駅前朝市(八戸市営魚菜小売市場)

    市場で買った刺身やおかずを、ご飯と一緒に食べられる。朝のみ、日曜休み。

    📍 陸奥湊駅前(八戸市)

郷土料理6

せんべい汁

八戸市を中心とする南部地方で食べられている鍋料理。鶏肉や豚肉、ごぼう、きのこなどでだしをとったしょうゆ味のスープに、汁物用の南部せんべいを割り入れて煮込む。せんべいは煮込んでも溶けにくく、もちもちとした独特の食感になるのが特徴だ。古くから続く郷土料理とされ、B-1グランプリで優勝したことで全国的に知られるようになった。体が温まる冬の味として、八戸の飲食店で味わえる。

予算の目安
700〜1,200円
エリア
八戸市など南部地方

おすすめのお店

  • 郷土料理 いちば亭(八食センター)

    八戸の市場の中で、せんべい汁などの郷土料理を味わえる。

    📍 八食センター(八戸市)

  • 南部民芸料理 蔵

    せんべい汁やいちご煮など八戸の郷土料理を味わえる。

    📍 本八戸駅から徒歩約10分

いちご煮

うにとあわびを使った、八戸市など三陸沿岸に伝わる吸い物。名前に「いちご」とついているが果物は入っておらず、お椀に浮かんだうにが野いちごのように見えることに由来する。うにとあわびのうま味が溶け出した、上品で澄んだ潮汁だ。かつては漁師の浜料理だったが、今ではお祝いの席などで出される高級な料理になった。缶詰も作られていて、おみやげとしても人気がある。上品な潮の香りを味わいたい。

予算の目安
1,500〜3,000円
エリア
八戸市など

おすすめのお店

  • 南部民芸料理 蔵

    いちご煮を一品料理として味わえる郷土料理店。

    📍 本八戸駅から徒歩約10分

  • 菊乃里 鼓

    八戸の中心街で、いちご煮などの郷土料理を出す店。

    📍 本八戸駅から徒歩約5分

貝焼き味噌

大きなホタテの貝殻を鍋がわりにして、ホタテの身やねぎを味噌で煮て、溶き卵でとじた料理。津軽地方や下北地方で古くから食べられてきた郷土料理で、地元では「かやきみそ」とも呼ばれる。貝殻から出るうま味と味噌、卵がまろやかに合わさり、ご飯にのせて食べるとたまらない。かつては体調を崩したときの栄養食としても親しまれてきた。青森市内の居酒屋や郷土料理店で味わえる。酒のつまみにもよく合う。

予算の目安
700〜1,200円
エリア
青森市・津軽地方・下北地方

おすすめのお店

  • 津軽路 弥三郎

    「元祖貝焼き味噌」が人気の郷土料理店。

    📍 弘前市

  • 郷土ダイニング 鮪山

    貝焼き味噌やけの汁が付く郷土料理セットがある。

    📍 弘前市

けの汁

大根やにんじん、ごぼう、ぜんまい、凍み豆腐などを細かく刻み、味噌で煮込んだ津軽地方の郷土料理。具材を米粒くらいの大きさに刻むのが特徴で、名前は「粥の汁」がなまったものといわれる。小正月に作られてきた料理で、一度にたくさん作り、温め直しながら何日もかけて食べる。素朴でやさしい味わいで、野菜のうま味がたっぷり。地元の家庭料理として受け継がれ、郷土料理店でも出会える。

予算の目安
500〜900円
エリア
弘前市など津軽地方

おすすめのお店

  • 菊富士 本店

    半世紀以上続く郷土料理の老舗。

    📍 弘前市中心部

  • 津軽三味線居酒屋 あいや

    津軽三味線の生演奏を聴きながら、郷土料理を味わえる。

    📍 弘前市富田

鱈のじゃっぱ汁

冬の鱈の身だけでなく、頭や骨、内臓などのアラ(じゃっぱ)まで余すことなく使った汁物。大根やねぎなどの野菜と一緒に煮込み、味噌や塩で味付けする。アラから出る濃厚なだしが体を芯から温めてくれる、雪国ならではの料理だ。青森県の日本海側や陸奥湾沿岸では、冬の鱈漁の時期に家庭でもよく作られる。冬に青森を訪れたら、ぜひ味わいたい季節の味。居酒屋や郷土料理店で出会える。アラのうま味を存分に楽しみたい。

予算の目安
800〜1,500円
エリア
鰺ヶ沢町・陸奥湾沿岸など

おすすめのお店

  • 津軽じょっぱり漁屋酒場

    青森の地酒と郷土料理、近海の魚介を出す居酒屋。冬はじゃっぱ汁も。

    📍 青森市本町

  • 郷土ダイニング 鮪山

    弘前で津軽の郷土料理を味わえる店。

    📍 弘前市

大間まぐろ丼

本州最北端の大間町で一本釣りされる、高級ブランドのクロマグロを使った丼。津軽海峡の荒波で育ったまぐろは身がしまっていて、脂ののりも見事だ。毎年1月の初競りでは、大間産のまぐろが高値で取引されることで知られる。大間町の食堂では、赤身から中トロ、大トロまでを味わえる丼が楽しめる。旬は秋から冬。値段は時期や部位によって変わるので、店頭で確認してから注文しよう。一生に一度は味わいたいぜいたくだ。

予算の目安
3,000〜6,000円
エリア
大間町

おすすめのお店

  • 大間 浜寿司

    上質な大間まぐろの寿司や丼で知られる店。

    📍 大間町(大間崎まで車で約5分)

  • 海峡荘

    民宿の食堂。冬は休業(11月上旬〜4月中旬)。

    📍 大間崎の近く

スイーツ3

弘前アップルパイ

りんごの生産量日本一の青森県で、その中心地・弘前市では、市内の多くの店がそれぞれ個性的なアップルパイを作っている。りんごの酸味を生かしたもの、シナモンをきかせたもの、カスタード入りのものなど、店ごとにさまざまだ。観光案内所などでは、各店のアップルパイを紹介したガイドマップも配られていて、食べ歩きが楽しめる。弘前城の桜や紅葉の季節に合わせて訪れたい。お気に入りの店を見つけたい。

予算の目安
1個300〜600円
エリア
弘前市

おすすめのお店

  • アンジェリック

    りんごがたっぷり入ったアップルパイが人気の洋菓子店。

    📍 弘前駅から徒歩約15分

  • 大正浪漫喫茶室

    市内の店のアップルパイを食べ比べできる喫茶室。

    📍 藤田記念庭園の中(弘前城の近く)

  • タムラファーム

    自家農園の紅玉を使ったアップルパイが人気。

    📍 弘前市

南部せんべい

小麦粉を水でこね、丸い型に入れて焼き上げた、青森県南部地方から岩手県北部にかけての名物せんべい。ふちに「みみ」と呼ばれるパリパリの部分があるのが特徴だ。ごまや落花生を入れたもの、甘く味付けしたものなど種類が豊富で、汁物に入れて煮込む専用のせんべいもある。素朴でやさしい味わいで、日持ちもするのでおみやげにもぴったり。八戸市などのみやげ店で手に入る。地元では日常のおやつだ。

予算の目安
300〜800円
エリア
八戸市など南部地方

おすすめのお店

  • 小山田せんべい

    100年以上続く南部せんべいの老舗。

    📍 三戸町

  • 南部せんべい本舗 八戸屋

    バターせんべいなど、いろいろな南部せんべいがそろう。

    📍 むつ市

気になるリンゴ

青森の菓子メーカー・ラグノオが作る、りんごを丸ごと1個使ったアップルパイ。芯をくり抜いたりんごをシロップ漬けにし、パイ生地で包んで焼き上げている。切ると中からりんごの断面が現れ、見た目のインパクトも抜群だ。ジューシーなりんごと香ばしいパイ生地の組み合わせが楽しめる。大きいので、家族や友人と切り分けて食べるのがおすすめ。青森みやげとして人気が高い。温めて食べるのもおすすめ。

予算の目安
1個1,500円前後
エリア
青森県内のみやげ店

おすすめのお店

  • ラグノオ 百石町本店

    気になるリンゴを作るラグノオの本店。

    📍 弘前市百石町(弘前城の近く)

  • ラグノオ 新青森駅 あおもり旬味館店

    新幹線の駅で気になるリンゴを買える。

    📍 新青森駅

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